計画と協働Claude Code and other supported coding agents

Jesse Vincent (obra) / dispatching-parallel-agents

Claude が問題を並列のサブエージェントに分けるべきなのはいつか

1 つを直しても他が変わり得ないほど、問題同士が独立しているときです。

押さえておく点

  1. 判断基準は独立性です。関連する失敗は 1 人の調査役に任せます。1 つの修正で複数が直ることがあるからです。
  2. 並列とは 1 つのメッセージのことです。1 つの応答に複数の起動呼び出しがあれば同時に動き、応答ごとに 1 つなら順番に動きます。
  3. サブエージェントはセッションの履歴を引き継がないので、エラーメッセージ、テスト名、制約をプロンプトに含める必要があります。
  4. 統合はメインのエージェントの仕事です。すべての要約を読み、編集の重なりを確かめ、テスト一式を実行します。

01実務で何が変わるか

無関係な失敗を 1 つずつ順に調べると時間がかかり、1 つの長いコンテキストでまとめて扱うと、そのコンテキストが複数の話で埋まります。サブエージェントを分ければ調査はそれぞれ混ざらず、メインのセッションは調整役に専念できます。

役に立つのはプロンプトのひな形です。良い依頼は、テストファイルかサブシステムを 1 つ名指しし、実際のエラーを貼り付け、問題を隠してしまう近道、たとえばタイムアウトを延ばすことを禁じ、何を返すかを指定します。スキルの実例では、3 つのファイルにまたがる 6 件の失敗を 3 つのエージェントに振り分け、それぞれが別の原因を見つけています。

  • 範囲: テストファイルかサブシステムを 1 つ。
  • 目標: そのテストを通すこと。
  • 制約: 他のコードは変えないこと。
  • 出力: 見つけたことと直したことの要約。

02期待に届かない点

2 つの失敗が関連しているかどうかは教えてくれません。その判断はスキルを使う前に必要で、判断を誤ると、同じ不具合の症状を複数のエージェントが互いに矛盾する形で直すことになります。

サブエージェントを起動して同時に動かせる実行環境も前提にしています。それがなければ、このやり方はプロンプトを書く手間が増えただけの逐次作業になります。

導入と最初の実行

  1. Claude Code では /plugin install superpowers@claude-plugins-official で superpowers を導入します。ライセンスは MIT で、このスキルはサブエージェントを起動できる実行環境を前提とする SKILL.md 1 つだけです。
  2. まず失敗を領域ごとに、たとえばテストファイル 1 つずつにまとめ、どれも他に依存していないことを確かめます。
  3. サブエージェントの報告が揃ったら、テスト一式を自分で実行します。別々の修正でも衝突することはありますし、エージェントは系統的な誤りをするため、スキル自身が抜き取り確認を求めています。

実際によくある質問

subagent-driven-development との違いは何ですか
subagent-driven-development は、書かれた計画をタスクごとに新しいサブエージェントで実行し、毎回レビューを挟みます。実装用のサブエージェントを並列で動かさないよう明記しています。このスキルは、同時に取りかかれる無関係な問題のためのものです。
どんなときに当てはまりますか
説明文では、状態の共有も順序の依存もない 2 つ以上の独立したタスクとされています。例として挙がっているのは、異なる根本原因で失敗する 3 つ以上のテストファイルです。
各サブエージェントは何を返すべきですか
根本原因と変更内容の要約です。プロンプトの中で指定しておき、メインのエージェントが統合前に衝突を確かめられるようにします。

出典

  1. GitHub の obra/superpowersrepository
  2. obra/superpowers、dispatching-parallel-agents スキルのディレクトリdocumentation
  3. obra/superpowers、subagent-driven-development スキルのディレクトリdocumentation
  4. obra/superpowers のライセンス (MIT)license

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