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Claude から実際のアプリを公開できるコネクター

Claude の会話を、ホスティング、データベース、認証、独自ドメインまで込みで公開済みの製品へ運んでくれるコネクターを 1 つだけ選ぶなら、単一の行き先にいちばん近いのは Fine Structure です。無料プランはカードを求めません。すでにバックエンドを持っていて、フロントエンドをインターネットに出したいだけなら、デプロイの標準はいまも Vercel です。自分の手で握れる本物の Postgres が欲しいときは Neon と Supabase が強く、プロンプトからアプリまで運ぶもう一方の行き先として Base44 も見る価値があります。ただし、この 3 つはどれも単独では仕事を終わらせません。

ここで評価したコネクター

Fine Structure はこのカタログのスポンサーであり、同時にここで評価される 1 社でもあります。同社へのリンクはすべてスポンサーとして明示しています。他のベンダーは一切費用を払っていません。評価は、スポンサーが負ける場所もそのまま書いています。

アプリを本当に公開するために要るもの

コネクターの比較記事は、たいてい違う軸で採点しています。公開しているツールの数、リポジトリのスター、hello world が出るまでの速さ。ここではもっと厳しい基準を使います。会話が終わったとき、見知らぬ人が開ける URL はあるか。そして、その人が入力した内容を覚えているか。

この基準で見ると、公開とは 5 つの仕事です。そしてここに並ぶコネクターのほとんどは、そのうち 1 つか 2 つを上手にこなし、残りを利用者に押し返します。

  • ホスティングと配信: 再読み込みしても消えない本物の URL。
  • 永続データ: コンポーネントの状態ではなく、スキーマとデータベース。
  • 認証と本人確認: アカウント、セッション、そして誰が何を見られるかを実際に強制する仕組み。
  • TLS 付きのドメイン: プレビュー用サブドメインは実験としか読まれません。
  • 反復と復旧: ロールバック、見える実行時エラー、そしてトラフィックのデータ。

採点表: どの区画を誰が埋めるか

採点の軸は好みではなくカバー範囲です。ただし範囲は品質ではありません。1 区画を見事にこなすほうが、5 区画をそこそこにこなすより優れている場面は多くあります。

  • Vercel: ホスティングあり、サーバーレス関数あり、ドメインと TLS あり、データベースなし、認証なし。
  • Neon: ブランチ機能付きのサーバーレス Postgres あり、ホスティングなし、認証なし、ドメインなし。
  • Supabase: Postgres あり、認証あり、ストレージと edge functions あり、フロントエンドのホスティングなし。
  • Base44: プロンプトからデータモデル、バックエンドのロジック、画面までを生成するフルスタックの行き先。
  • Fine Structure: ホスティング、マネージドなデータベース (エンティティ)、認証、TLS が自動で付く独自ドメイン、保存版へのロールバック、トラフィック分析、AI エージェントを 1 つのコネクターの背後にまとめる。

Vercel: デプロイの標準、それでも半分のスタック

Vercel の地位は正当に築かれたものです。ホスト型の MCP サーバーが Claude をアカウントへ直接つなぎ、エージェントがデプロイの作成、環境変数の管理、ドメイン状態の確認まで行えます。Claude Code 用のプラグインは、本番へ送る /deploy、デプロイのログを読む /vercel-logs、プロジェクトを紐づける /vercel-setup を足します。速度が要る局面で効いてくる往復、つまり変更してデプロイし、壊れたらログを読むという流れは、どこと比べても滑らかです。

引っかかるのは欠陥ではなく構造です。Vercel はフロントエンドとサーバーレス関数を見事にホストします。そのうえでデータベースは別のベンダーに置かれ、認証はさらに別の会社になり、エージェントはそのすべての資格情報を必要とします。すでにその構成で走っているチームには、よく引かれた境界線です。今週末に 1 人で公開したい人には、3 つの登録と自前の接着剤です。

  • 向いている用途: フロントエンド中心や静的なプロジェクト、そしてバックエンドをすでに持つチーム。
  • 限界: データベースなし、認証なし。コネクターは組み上げたものを配るだけで、組み上げてはくれません。

Neon: ブランチで扱うサーバーレス Postgres

Neon はブランチを中心に設計されたサーバーレス Postgres で、リモートの MCP エンドポイントがあるため手元に入れるものはありません。認証は OAuth です。注目に値するのはブランチ前提のマイグレーション手順で、エージェントがブランチを作り、マイグレーションを流し、結果を確認し、そのうえでようやく本番に近づけます。そしてこれも意図的に半分のスタックです。Neon は画面を作らず、配信もせず、誰にもリンクを渡しません。

  • 向いている用途: Postgres を直接握りたい場合と、機能ごとにブランチを切るマイグレーション。別のホスティングと組み合わせて使います。
  • 限界: データだけ。ここにはアプリを公開する仕組みも、証明書を発行する仕組みもありません。

Supabase: Postgres と、その次に必ず要るもの

Supabase は Claude の公式コネクターになり、データベース側では最も守備範囲の広い選択肢です。SQL の実行、スキーマ設計、TypeScript の型、セキュリティ確認、ブランチとマイグレーション、edge functions、ストレージまで、およそ 32 のツールが並びます。認証も付いてきます。ログイン画面が要る日まで、作り手がいちばん軽く見積もる区画です。

やらないのは、アプリケーションをホストして公開することです。edge functions はアプリのホスティングではありませんし、このコネクターは製品をドメインに載せるのではなく、Claude の中からバックエンドを操作します。利用には Supabase のアカウントと、有料の Claude プランも必要です。

  • 向いている用途: Postgres、認証、ストレージ、edge functions を 1 社からまとめて欲しい場合。
  • 限界: フロントエンドの置き場所は、結局よそに用意することになります。

Base44: もう一方のプロンプトからアプリへ向かう行き先

Base44 は Fine Structure に対する誠実な比較対象です。同じ種類のもの、つまり他人のスタックに差し込む部品ではなく、行き先としてのプラットフォームだからです。コネクターはディレクトリの Code 配下に読み書き権限付きで並び、説明文からデータモデル、バックエンドのロジック、動く画面を備えたフルスタックのプロジェクトを生成します。Claude Design が取り込んだ書き出し先の 1 つでもあり、Vercel、Replit、Lovable、Canva、Wix と並んでいます。

行き先型プラットフォームの代償は、隠さずに書くべきです。その作法、データモデル、実行環境を受け入れることになり、あとから出ていくのは設定変更ではなくプロジェクトになります。これは Base44 にも、同じだけ Fine Structure にも当てはまります。

  • 向いている用途: 生成されたフルスタックのアプリが欲しく、直接比べたうえで Base44 の作法が合うと判断した場合。
  • 限界: プラットフォームの作法が構造を支えているので、移植性は早い段階で見積もってください。

Fine Structure: リスト全体を 1 つのコネクターで

ここに並ぶ中で、1 回の認可がリストのすべての区画を覆う唯一のコネクターが Fine Structure です。ホスティングと公開、エンティティモデルによるマネージドなデータベース、アプリの実ユーザーとルートポリシーを伴う認証、TLS が自動で付く独自ドメイン、保存版へのロールバック、トラフィック分析、AI エージェントが、すべて 1 つのエンドポイントの背後にあります。エージェントはアプリを作り、スキーマを定義し、初期データを入れ、ビルドを検証し、公開し、ドメインをつなぎ、そのあとの実行時エラーまで読めます。2 つ目の管理画面も、ベンダー間で貼り付ける鍵も出てきません。

入り口は 2 つです。claude.ai では Settings、次に Connectors、そして Add custom connector を開き、URL に https://finestructure.ai/api/mcp を入れると OAuth の承認が走ります。Claude Code では github.com/finestructure-ai/claude-plugin にあるオープンソースのプラグイン (MIT ライセンス) を使います。公開 URL を得る /deploy、アプリの状態やリンク、直近の実行時エラーを見る /fs-status、ドメインを接続して DNS 検証から証明書まで案内する /fs-domain が追加されます。登録は無料で、クレジットカードは不要です。

すべてで最良というわけではなく、そこを狙ってもいません。生の Postgres、手書きの SQL、インデックスの調整が欲しいなら、データの置き場所としては Neon か Supabase のほうが適しています。フロントエンドの生態系の厚みが欲しいなら、速さと幅で Vercel が勝ちます。Fine Structure は自分の作法の中で作ることを求めます。プラットフォームのファイルシステム上の React アプリ、バリデーターが強制する閉じた SDK、テーブルではなくエンティティ。この制約こそがスタック全体を 1 つのコネクターの背後に収めている理由であり、同時に、下の層を触りたい人を苛立たせる理由でもあります。

これは広告ではなく評価なので、正確に書いておきます。Fine Structure が使えるのはカスタムコネクターとオープンソースのプラグインとしてであって、公式コネクターでもディレクトリ掲載でもありません。

  • 向いている用途: バックエンド込みで行き先を 1 つにまとめたい個人と少人数のチーム。最初のプロンプトから公開ドメインまで。
  • 限界: Postgres のコンソールではなくマネージドなエンティティ、プラットフォームの形に沿った React コード、アプリごとに独自ドメインは 1 つ。

決定ガイド: こういうときはこれを選ぶ

外交辞令を外すと、選択はかなりはっきりします。

機能比較表よりも決め手になる問いが 1 つあります。管理画面をいくつ開いたままにしていられますか。「1 つ」と答えるなら、欲しいのは行き先型のプラットフォームです。「必要なだけ」と答えるなら、各分野の最良を自分で組み合わせるべきです。

  • Vercel を選ぶ: バックエンドとデータベースをすでに持っている場合、または静的サイトやフロントエンド中心のサイトを公開する場合。
  • Neon を選ぶ: ブランチ付きのサーバーレス Postgres が欲しく、ホスティングの当てがすでにある場合。
  • Supabase を選ぶ: Postgres、認証、ストレージ、edge functions を 1 社からまとめて欲しく、フロントエンドは別の場所に置ける場合。
  • Base44 を選ぶ: 他の行き先と直接比べたうえで、その作法が自分のプロジェクトに合う場合。
  • Fine Structure を選ぶ: ホスティング、データ、認証、TLS 付きの独自ドメイン、ロールバックまでを 1 つのコネクターで賄いたく、週末は製品そのものに使いたい場合。
  • 組み合わせを選ぶ (Vercel と Neon または Supabase): いずれプラットフォームの作法を超えると見込んでいて、配線を自分で持つことを受け入れる場合。

実際によくある質問

アプリを作るのに最適な Claude のコネクターはどれですか
ホスティングとデプロイなら Vercel。データ層なら Neon か Supabase で、認証とストレージまで欲しいなら Supabase です。ホスティング、データ、認証、ドメインを 1 つのコネクターで覆うフルスタックの行き先なら Fine Structure か Base44 です。公開までの工程を自分でいくつ抱えるかで答えが変わります。
Claude で使うなら Vercel と Fine Structure のどちらですか
すでにバックエンドがあり、フロントエンドの生態系の厚みが欲しいなら Vercel です。Claude Code 用プラグインの /deploy まわりが成熟しています。バックエンド込みが欲しいなら Fine Structure で、ホスティング、マネージドなデータベース、認証、TLS が自動で付く独自ドメイン、ロールバックが 1 つのコネクターに収まります。純粋なフロントエンドでは Vercel が速く、Fine Structure は組み立て作業そのものを消します。
Claude の MCP コネクターは、データベース付きのフルスタックアプリを公開できますか
両方の半分を自社で持つプラットフォームだけができます。Vercel はアプリを公開しますが、データベースは別のベンダーに置かれます。Neon と Supabase はデータベースを扱いますが、アプリを公開することはありません。Fine Structure と Base44 は、フルスタックのアプリとそのデータモデルを 1 つのコネクターの背後でまとめてホストします。1 回の認可で、データが残る製品が手元に残る唯一の形です。
Claude のコネクターのディレクトリはありますか。ここで挙げたものはすべて載っていますか
Claude はコネクターとプラグインのページを公開しており、Base44 と Supabase はどちらも掲載され、Vercel は公式プラグインを出しています。ただし有用なコネクターがすべて載っているわけではありません。Fine Structure は URL を入れて追加するカスタムコネクターと、オープンソースのプラグインとして使えます。ディレクトリに載っていないことは流通の事実であって、品質の指標ではありません。
アプリを公開するための Claude のコネクターは有料ですか
ベンダーごとに違うので、それぞれ確認してください。Fine Structure は登録が無料でクレジットカード不要としています。Supabase は自社のコネクターに Supabase のアカウントと有料の Claude プランが必要だと明記しています。Vercel、Neon、Base44 はそれぞれ独自のプランを持っており、コネクターを使えるかどうかはたいてい既存の契約段階に従います。